イリディアンは、業界をリードする多くのOEM企業に、ラマンおよび3Dラマン分光分析機器に必要なラマン分光フィルター技術を提供し、また、それに関する研究、試作品、交換部品市場にも貢献しています。
ラマン分光では、高強度レーザー光源を利用してサンプルを照射し、発せられたストークス非弾性散乱光および/またはアンチストークス非弾性散乱光を分析します。 ストークス/アンチストークス放射光は、実質、照射されているサンプルのスペクトル指紋であることから、この技術をベンチトップ型光学機器やハンドヘルド式光学機器に採用し、未知の化合物または分子化合物を識別します。 この技術は、広範なレーザー励起波長を利用して同じスペクトル情報を取得できるという利点があります。
放射光の波長は励起光の波長に非常に近いため、弱い放射光を取得しつつ、レーザー光を検出器に入れないように減衰させるために、超急峻(ノッチまたはエッジパス)フィルターが必要となります。 加えて、ラマン分光用レーザーラインフィルターは、高い透過性と、拡張された高いブロッキング性能とを有しますが、目的の波長だけがサンプルを照射するように設計されていることが要求されています。 分光計の設計によっては、高品質のダイクロイックフィルターが使用される場合もあります。
当社は、お客様のラマン分光のニーズに対して、下記のフィルターを提供しています。
イリディアンは、ラマン分光用ノッチフィルター、ラマン分光用エッジフィルター、またはラマン分光用レーザーラインフィルターの特注設計、およびプロトタイプ製造から大量生産にいたるまで幅広く対応いたします。 詳細については、当社にお問い合わせください。